腰痛
腰痛と一口に言っても原因は様々で、一説によると腰痛の80%は原因不明というデータもあります。なお、3ヵ月以上続く腰痛は慢性腰痛、明らかな異常や病気が見られない腰痛を非特異的腰痛と言います。
非特異的腰痛には、不安やうつといった心理的要因、ストレスといったことが原因で腰痛を発症することもあります。このほか、前かがみ態勢や座位での猫背姿勢などにより、腰への負担がきっかけとなって起きることもあります。
腰部脊柱管狭窄症
脊柱管の一部が狭くなることで、神経が圧迫され、腰や脚に痛みやしびれを引き起こすのが腰部脊柱管狭窄症です。高齢者の患者様が多く見受けられます。主に加齢や運動などによる背骨の変形、背骨と背骨の間にありクッションの役割を果たす椎間板の変形、靭帯の肥厚などが原因と言われています。
特徴的な症状には、歩き出すと足がしびれて歩けなくなったり、歩きにくくなったりするものの前かがみで休むとまた歩けるといった間歇性跛行、脚のしびれや感覚の異常、前かがみになったり、腰掛けたりすると、しびれや痛みが軽減するということがあります。
胸・腰椎圧迫骨折
押しつぶされるように骨(胸椎、腰椎など)が変形してしまった状態が圧迫骨折です。圧迫骨折は胸椎や腰椎でよく見られます。原因としては、転倒して、胸や腰をうつなど強い外力で圧迫骨折をすることもありますが、高齢者の場合は骨粗しょう症を発症したことによる胸・腰椎圧迫骨折が多く見受けられます。症状としては、背中、腰など骨折のある部位に強い痛みがみられるほか、起き上がる、歩くといった行動もしづらくなります。
側弯症
小学校高学年から中学生の女子に見受けられ、背骨(脊柱)が左右に弯曲した状態になる病気です。側弯症には、痛みなどによる機能的側弯症と原因不明の特発性側弯症があり、全側弯症の70~80%を占めるのが特発性側弯症で、その中でも多く見られる症状が、11歳以上の女子に多いと言われる思春期側弯症です。
側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下を招くことがあります。診断については、視診で判断することができ、両肩の高さが違う、左右の肩甲骨の突出具合がお辞儀をすると異なっているといったことでわかります。そのほかにも側弯の程度をレントゲン撮影したり、骨年齢を計測する検査を行います。治療については、側弯の進行を防ぐべく、装具による矯正が中心となります。
医院概要
- 医院名
- 医療法人社団裕正会
おおい宮本整形外科 - 診療科目
- 一般整形外科、スポーツ整形外科、小児整形外科、 リハビリテーション科、リウマチ科、骨粗しょう症、 ロコモティブシンドローム、痛みの治療、予防接種
- 指定等
- 保険医療機関(各種健康保険取扱い)
自賠責保険取扱い(交通事故)
労災保険指定医療機関
生活保護法指定医療機関 - 所在地
- 〒140-0014 品川区大井二丁目1-1
大井2丁目メディカルセンター2階 - アクセス
- JR大井町駅より徒歩5分
- 電 話
- 03-3787-2323
- 休診日
- 日曜・祝日
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00~12:30 | ◎ | ● | ◎ | ● | ◎ | ◎ | ― |
14:30~18:00 | ◎ | ● | ◎ | ― | ◎ | ― | ― |
担当医師:◎ 宮本 ● 大隈
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